家を建てるためにまずはじめるのが土地探し。学校区や周辺環境、利便性、地盤のよしあしなどさまざまな観点から探して後悔しない土地探しを。最低限ここはチェックしてほしい、買って後悔しない土地探しのチェックポイント5つをご紹介します!

check.1 周辺環境

購入を考えている物件には必ず足を運ぶことが大切です。最寄り駅やバス停からの距離、また通勤や通学で電車やバスを利用するのであれば、実際に電車やバスにのって確かめてみましょう!その他、学校や病院などの公共施設などの距離も確かめておきましょう!

周囲の騒音、街灯が少なくて物騒、交通量が多いなど、住み始めてきづくことがあります。街の様子は平日、週末、昼間、夜と時間帯によってガラリと変わることがあるので、曜日や時間帯を変えて訪問することが大切です!それぞれの視点でチェックできるように、できるだけ家族全員で出かけることを推奨します!

check.2 形状と方位

土地の形は南北より東西の方が少し長い2:3の割合の長方形が理想的と言われています。しかし、好条件の土地はなかなか見つからず、見つかっても人気があり割高になります。形状、方位のそれぞれのメリット・デメリットを理解して、自分のライフスタイルにあった土地を検討しましょう。

《 南向きの家 》
メリット
●南側に道路があるため日当たりを確保しやすい
●南側にリビングやダイニングを配置するので建物の見栄えが良くなる

デメリット
●土地が狭いと道路のすぐそばにリビングが配置され、プライバシーを確保しにくくなる
●土地価格(坪単価)が高い

《 北向きの家 》
メリット
●道路からの視線が気にならない位置にリビングが配置できる
●坪単価が安い

デメリット
●道路側に水廻りを配置することになりがちで外観デザインが難しい

《 東向きの家 》
メリット
●東側にリビングを配置すれば、朝日が入るので午前中からあたたかい
●道路から玄関へのアプローチと駐車場がとりやすい

デメリット
●土地価格(坪単価)が高い
●冬は午後から日が入りにくいので寒く感じる

《 西向きの家 》
メリット
●東道路よりも土地価格低め
●午後の日当たりが確保できる

デメリット
●夕方西日をダイレクトに受けるので日差しが強くてまぶしい

 

また、同じ南向きの家でも立地条件が異なってくるので人気も変わってきます。

一番人気:東南角
ほかの建物に日当たりや風通しが邪魔されにくい東南角地。設計の自由度も高いため人気があり価格も高め。

二番人気:西南角
東南角地と比べ価格は少しだけ低くなり、価格差と日当たり次第ではお得になるケースも。

check.3 地盤

土地を購入する際は、その土地の周辺部が造成前はどんな状態だったかを、各地の行政より出されている地図で必ず確認しましょう!沼地や水田などを埋め立てている場合は、地盤強化が十分に行われていないと地盤が沈下したり一部が浮き上がってしまうことがあります。家を建てる前には、正確に地盤の強さを測定しますが、場合によっては地盤改良しなければならず、その分の費用が必要となります。

check.4 水はけ

傾斜地に擁壁を組んで造成されている場合は、水抜きが万全かチェックしましょう。水はけが悪い土地は、台風や大雨の際に水があふれ出してしまうことがあります。集中豪雨などの突発的な災害が発生した時にも困らないように、しっかりと確認しておきましょう。

check.5 災害面での危険性

自然災害は、いつどこで発生するかわかりません。土地の場所によっては、台風や大雨などの被害を受ける可能性があります。土地のまわりの広い範囲で、過去の災害の状況をチェックしましょう。

 

まとめ

後悔しない家づくりのために、まずは土地探しが肝心!上記5つのポイントに注目しながら土地探しを進めてみてくださいね。