注文住宅のキッチン選び！失敗しないための予備知識 | ユーリックホーム│家と暮らしのブログ

最近では共働きのご家庭が増えてきており、できるだけ「手早く」「カンタン」にというニーズがキッチンに求められるようになってきました。また、キッチンで過ごす時間を大切にする人も増え、インテリアの一部のようにオープンに配置する人も増えてきました。最新キッチンでは設備や性能、インテリア性が格段にアップしています。最新の設備をチェックして、キッチン選びの参考にしてください。

最近のシステムキッチン

キッチンの「使いづらい」を解決する収納

出典：TOTO

料理器具や調味料でモノが多くなりがちなキッチン収納には、収納量はもちろんのこと、機能性も重視したいところ。

最新のシステムキッチンは、出し入れしやすいスライド収納が多く 奥にしまった調理器具もよく見えて出し入れが簡単！従来の開き扉のように取り出すたびにしゃがんで手前の物をどかす必要がありません。
フライパンをふりながら調味料をサッと取り出しすぐに収納できる調味料専用収納も最近のキッチンには備え付けられています。調理が一段とはかどりますよ！

また鍋などを収納するための引き出しはサイレントレールになっているものが多く、サイレントレールのおかげで内容量が多くても楽に開けられ、且つ静かに開閉し収納性能が向上しています。また、足元部分も引き出しになっているシリーズもあり、スペースを余すことなく使えます。

他にも「吊戸棚の上にあるものを取り出すとき、わざわざ脚立を持ってくるのは面倒」「重いものを下ろすのがおっくう」というお悩みを一気に解決する、棚の中身ごと昇降する吊戸棚もあります。取手を持って手動で昇降させるタイプや、スイッチひとつで電動昇降するタイプがあり、ご家庭のご要望に合わせて選べますよ。最新の吊戸棚は地震の揺れを察知してロックがかかる機能も備えているものもあり、より安全性も高まっています。

オススメ！キッチンワークをグンと軽減する収納

TOTOの「mitte」という商品は、使用頻度の高いものを上段へ集めることで、調理作業中にかがむ動作がグンと減り、足腰への負担を軽減します。キッチンワークは毎日のこと。mitteは楽な姿勢で料理できることにも気配りしています。

節水性に配慮＆清潔さを保つキッチン

「手早く洗えて、節水効果も抜群！」は当たり前の時代に。各メーカー共に、節水と快適性を実現する省エネ水栓を採用しています。また、ワークトップに人造大理石を使ったキッチンでは、カウンターとシンクに継ぎ目がないからお手入れも楽！いつでも清潔に保てます。ステンレス製のシンクでは、静音設計を搭載した製品が増えています。例えばクリナップの「美・サイレントシンク」は作業音を抑える制振構造で、サイレント性能にも優れています。リビングとキッチンが同じ空間にあるLDKタイプがほとんどなので、食器洗いをしていてもTVの音を邪魔しないので静音設計は助かります！

オススメ！TOTOの「水ほうき水栓」

水ほうき水栓の特徴は、洗い物にあたった水がパッと広がるほうきのような幅広シャワー。シャワーヘッドを伸ばせばシンクの内側も手早く洗えて楽！洗い物をするシンクも広いので、深くて大きな鍋もくるりと回しながら洗えます。更に、水ほうき水栓は従来の水栓と比べ約37％の節水を実現。水道代約3,500円、ガス代約9,400円が削減でき年間にすると約12,900円お得に。

お手入れのしやすさが向上したレンジフード

フィルター掃除が面倒なレンジフード。最新のレンジフードはお掃除のしやすさが画期的に進化しています。例えば、TOTOのスーパークリーンフードは、フィルターそのものをなくしたフィルターレスのレンジフードで、普段のお手入れはサッと表面を拭くだけ。汚れたかな、と思ったら整流板の手前を外して裏側をふき掃除。凹凸が少ないので、サッとひとふきでお手入れが簡単！
「それすら手間！」という方はクリナップの「洗エールレンジフード」のように、ボタン一つで全自動で掃除する製品もありますよ