憧れの新築マイホーム。マイホームを検討し始めるとついつい「こんな雰囲気の家にしたい」「こんな部屋が欲しい」「こんな家具をおきたい」など《建物》のことだけ考えはじめちゃう方が多いのではないでしょうか。建物以外のこともしっかりとポイントを押さえておかなければ、後で後悔ということも・・・。ほんの一例にすぎませんがよくお客様からご相談を受ける注文住宅でよくある失敗事例をもとに、注文住宅で後悔しないためのこれだけは気を付けたいポイントをご紹介します。

注文住宅で後悔しないためのポイント

1)住む場所を理解する

香川県は自然災害を受けにくい県ですが、被害が確実に0というわけではありません。住むエリアに応じて高松市の防災マップをしっかり確認しながら、建築前に災害情報を確認し必要に応じて対策をすることをおすすめ致します。
また、建築中や建築後に地盤をあげるなどの工事はできなくなりますので、地上げ造成工事対策などは先に計画しておくことが大切です!

2)土地の境界線とブロックの所有者確認

土地を購入、もしくは所有している場合に「土地の境はどこ?」となる場合があります。敷地の境には一般的にブロックが積まれていると思います。境界の位置を確認しておかなければ庭の工事をするときや造成工事をする際にご近所トラブルになるケースがありますので事前確認をしっかりとっておきましょう!

3)打ち合わせ時のイメージ共有

新築工事が進んでいくにつれて「あれ?ココがなんかイメージと違う??」となるケースをよく耳にします。打ち合わせの際にはイメージ画像を設計担当者とチェックしながら進めていくことをおすすめします

4)浄化槽工事は建物の大きさで決まる

建物の床面積が140㎡を超えると大きな浄化槽をいれる必要があり費用がUPとなる場合があります。下水地区であれば関係ありませんが、香川県ではまだまだ浄化槽エリアの方が多いので、建物の大きさも資金計画内で建築ができるよう、少し意識しておきましょう!

5)ざっくりとした予算提示に気をつけよう

こんな話をたまに聞きます。『お客様のご要望の家をご要望金額で叶えます。』・・・危険です!!
必ず明確な予算書や資金計画表を確認しておかなければ、「〇〇ハウスのスタッフさんに聞いたときはこれも予算に入っていたのに。えっ、予算に入ってないの?」などとトラブルの原因になります。契約後の建物費用の増減や、元々ついているキッチンや建具などの標準仕様などを必ず確認するようにしてください。

6)住宅完成後にかかる費用を見積もっておく

住宅完成後にも購入しないといけないものがありますので、しっかり見積もりをとっておく必要があります。引っ越し代、家電製品、IH用の鍋やフライパン等の調理器具、新しく新調する家具、エアコン、カーテン等、先に後からかかる費用を想定しておきましょう。

7)今の住まいで困っていることを整理しておく

担当設計士と間取り打ち合わせを進めていくにあたり、今のお住まいで困っていることを設計士に伝えることができれば、計画中のマイホームではそれを解決するために予算の範囲内でできる提案をしてくれます。
新築マイホームでは快適に暮らしたいですよね!そのためにも今のお住まいで困りごとを整理しておけば、住宅完成後に「言うの忘れてた・・・」ということもなくなりますよ!

8)配線計画・模様替えも考えておく

住み始めてから少しすると「家の模様替えでもしようかな?」という方も多いはず。いざ模様替えをしようと思ったら「テレビの配線はこっちにしかない!」ってことも・・・。模様替えする方にはぜひ配線計画をしっかりして頂き、ネット環境も合わせてきっちり計画することをお勧め致します。

 

まとめ

注文住宅の失敗事例としてよく耳にする事例をもとに、後悔しないためのこれだけは最低限気を付けたいポイント8選をご紹介しました。気持ちよく満足のいく家創りを行うためには建築会社との信頼関係とよりよいコミュニケーションをとることが一番ですが、建築会社に任せきりにせず自分たちでもポイントをつかんでおきましょう!