住宅を建築するときや購入するときの悩みの一つに、どんな工法の住宅にすればいいのか・・・という声をよく耳にします。日本には様々な住宅の工法があります。どの工法が一番よいということではありませんが、それぞれの工法にメリットとデメリットがあるのは確かです。工法の種類や特徴を知ることで、マイホーム選びの参考にしてください。

工法の種類

①木造軸組み工法(在来工法)

柱や梁、筋交いを組み合わせて骨組みを作る、日本に伝わる伝統的な工法。

【メリット】

比較的に規制が少なく、様々な敷地や間取り、デザインに柔軟に対応できる

【デメリット】

熟練した職人技が必要なので、大工さんによっては仕上がりにばらつきがでることもある

②2×4(ツーバイフォー)工法

2×4工法とは北米から輸入された工法で、断面サイズが2×4インチの角材を使用することから『ツーバイフォー工法』と呼ばれる。木造軸組工法と違い、構造用製材で作った枠組に構造用合板を張り付けた『パネル』で床・壁・天井を構成して建物を支える。

【メリット】

耐震性に優れており、東日本大震災では2×4工法で施工した住宅の約95%が居住に支障がなく、2×4住宅の高い耐震性が実証された。また、木材の隙間が少なく、気密性や断熱性にも高い性能を発揮しやすい。使う材料や建て方がマニュアル化されている為、職人による品質の差は少ない

③RC造

コンクリートを鉄筋で補強した構造材を用いた構造で、引っ張る力に強い鉄筋と圧縮に強いコンクリートを一体化させて強い構造としている。鉄筋は酸化して錆びるがコンクリートのアルカリ性によって防ぐことができる。また、鉄筋をコンクリートで覆っているので、火災の熱からも守られ、耐火構造を作ることができる。

【メリット】

設計度自由。耐震・耐火性・耐久性に優れる

【デメリット】

工期は長めで、コストも高め

④鉄骨造

鉄骨造とは、鉄骨を構造材料として作る工法・構造のこと。鉄骨は燃えにくく強度が強く、大きな力が加わったときに折れずに変形するだけですむという特徴がある。

鉄骨造にはさらに細かく分けて【軽量鉄骨】と【重量鉄骨】の2種類に分けられる。

●軽量鉄骨構造

設計度の自由が高く、耐久力もある。開口部が広くとれるのが特徴

●重量鉄骨構造

鉄骨自体がとても丈夫なので柱の本数が少なくてすみ、軽量鉄骨によりさらに設計度の自由が広がる。耐用年数も長い。

最後に

数ある工法の中で、ユーリックホームでは耐震性や耐火性に優れた2×4工法を採用しています。更にユーリックホームの家は、厚生労働大臣認定の国家資格【枠組み建築技能士】を保有している大工さんが施工しています。住宅の性能だけでなく職人さんの高い技術力を活かし、永く安心して暮らせる住まいを提供しております。ユーリックホームで夢のマイホームを建てませんか?