「ここに収納を作っておけばよかった・・・」「収納を作ったはいいけど使いにくい」「収納が足りない!」など、実際に住み始めてからでてくる収納面の後悔。マイホームの打ち合わせをしていると、お部屋の広さやインテリアなどデザイン関係に目がいき、盲点になりがちな【収納計画】後悔しない家づくりの為に、収納計画はしっかりと!住み始めてから使い勝手の良さを実感できる「これは本当に便利!」という収納アイディアをご紹介。今回は【洗面脱衣室】と【トイレ】の水廻りにポイントを絞って実用性の高い収納アイディアをご紹介します。新築一戸建てをご検討中の方必見です!

 

新築一戸建て  収納計画~水廻り編~

洗面脱衣室

一般的に、洗面化粧台と洗濯機が設置されている洗面脱衣室。限られたスペースで収納をどう確保するか悩まれる方も多いはず。着替えのための下着類やタオル類、洗剤の置き場・・・意外と収納すべきものが多い洗面脱衣室内の収納アイディアをご紹介。

洗面化粧台の横に造り付けの棚をつくる:洗顔後タオルがスッととれて便利!


洗顔や歯磨きなど朝の身支度をより快適にしたいという方におすすめの収納のとり方です。洗面化粧台横なので、洗顔後スッとタオルをとれる位置にあり便利です。

高い位置まで空間を無駄なく活用して収納できるので、市販でカラーボックスを買って置くより収納スペースをより多く有効的に確保できます。費用もそんなにかからないので、手軽に取り入れられる収納アイディアです。

 

階段下を利用して収納をつくる:デッドスペースを有効活用!

収納のために家を大きくしていくと費用だけがかさんでしまいます。いかにデッドスペースを活用して使い勝手のよい収納をつくるか、これが賢いマイホームづくりのポイントです。

こちらのおうちでは、階段下を有効活用して洗面所に収納スペースを確保しました。例えば、下の段には衣類やバスタオルなどを収納するために市販のカラーボックスを2~3つ置いて、上の段には洗剤などを。突っ張り棒を活用して目隠しカーテンも取り付けられるので、友人が泊まりにきてもスッキリした脱衣所に案内できます。

 

壁を凹ませて収納をつくる:お風呂から上がった後に得に便利!

衣類やバスタオルなどを置くちょっとした収納を脱衣所につくりたいという方にオススメの収納アイディアです。衣類やバスタオルなどを置く収納をつくっておくと、お風呂に入る前にわざわざ自分の部屋まで寝間着や下着を準備しに行く手間が省け、お風呂あがりにさっと着替えられて便利!市販品の収納ボックスを購入して置いておくというのも一つの手段ですが、どうしても空間に凸がでて洗濯しているときに角にぶつけたりと痛い想いをされた方も少なくないと思います。ストレスフリーな使い勝手のより洗面脱衣室をつくるために、狭い空間こそ壁を一部分凹ませて収納をつくることをおすすめします!

また、浴室横に作ることでバスタオルや着替え置き場にも活用でき、またぬいだあとの衣類関係は直接洗濯機にいれず色や素材ごとにわけて洗濯物カゴにいれておくという方だと、洗濯物カゴを置いておいても邪魔になりません。

 

洗面脱衣室横にファミリークローゼットをつくる:快適さMAX!

敷地や資金面に余裕がある方は、思いきって洗面脱衣室横にファミリークローゼット(ウォークインクローゼット)をつくると便利!制服や仕事着、寝間着などを主に使う家族全員の衣類関係を収納しておけば朝晩の身支度もスムーズかつ楽に♪
また、共働きのご家庭だと朝は洗濯や朝食の片付けなど大忙しで、じっくりお子様の着替えまで手をかけられないですよね。そんなときこんなスペースがあれば、洗濯をしながらお子様がひとりで着替えられるよう見守れるので便利です!

ファミリークローゼット内は、洋服にしわがはいらないように洋服をかけられるレールを取り入れたり、収納するものに合わせて好きな位置で棚が作れるように可動式棚にすると、無駄なく空間を使えるので使い勝手がさらによくなります。

 

さらに、洗面脱衣室横に大きなファミリークローゼットをつくるメリットがもう一つ!洗濯物を取り込みたたんだあと、それぞれの部屋に衣類を持っていく手間も省けて家事負担軽減!「家事」という面でもあると便利なスペースです。

 

トイレ

理想は、トイレットペーパーや掃除道具などトイレで使う物はトイレに収納!「限られた空間の中で収納をつくるのは難しいんじゃ?」と思われている方必見!ただでさえ狭い空間のトイレを、これ以上狭くすることなく収納もきちんと確保するためにおすすめしたいのが既製品を取り入れること!

【赤矢印:トイレットペーパーの収納に便利なウォール収納キャビネット(TOTO)】
扉をあけるとこんな感じです↓

【青矢印:掃除道具収納に便利な手洗いカウンター下収納(TOTO)】

 

トイレットペーパーや掃除道具が見えていると生活感がでてしまい、せっかっくこだわったトイレインテリアも台無しに。隠せるものは隠してスッキリと!いつでもおしゃれなトイレを維持できます。

 

まとめ

水廻りにちょっとした収納スペースをとることで、使い勝手が格段と上がります。建てる前からきちんと収納計画をしておくことで、収納が足りずあとから収納ユニットを購入してどんどんお部屋が狭くなってしまうということも回避できます。「どこにどんなものを収納したいか」これを明確にしておくことで、収納計画も立てやすくなります。ぜひ、後悔しないマイホームづくりの参考にしてくださいね。