「バルコニーに屋根をつけるか悩む・・・。」プラン打ち合わせでちょくちょくご相談されるバルコニーの屋根問題。今回は、屋根あり・なしのそれぞれの特徴を簡単にご紹介します!

まずは、知っているようで知らない呼び名の復習

●屋根がないのが ⇒ バルコニー
●屋根があるのが ⇒ ベランダ

バルコニー(屋根無)の特徴

太陽の光をお部屋まで届けてあげやすい!明るいお部屋計画をしたい方にピッタリ!
■屋根がないぶん、材料工事共に割安!
■ルーフバルコニーと言って、階下の屋根を利用した広いバルコニーにすれば使い方の用途も広がる!暮らしに自然を取り込みたい方にオススメ!

▼ルーフバルコニーのイメージ

【 留意点 】
雨と紫外線に常にさらされているので、防水工事はしっかりと![紫外線劣化対策]のために、人工芝を敷くのをオススメです!

ベランダ(屋根付き)の特徴

■急な小雨でも洗濯物を干しっぱなしにできる!家事が助かります!
■屋根工事面積が増えるので、若干割高
■面積や奥行が大きいほど、部屋が暗くなる可能性がある。 
 →  お部屋の別方角に窓を計画してあげれば解決◎

バルコニー・ベランダ どう使っている?

バルコニー・ベランダの使用用途としては、⓵洗濯ものや布団を干す②タバコを吸うスペース、この2つが多くあがります。この2つの用途だと、そこまで広いバルコニー・ベランダ―は必要ではなく、家族人数分の洗濯物の数を考慮した必要最低限の広さ(平均広さ:2帖程※家族3~4人)を確保される方が多いです。

ただし、お庭ではなくバルコニーやベランダで洗濯ものを干すと決められおり、お仕事の関係やお子さんの部活動などの関係で、こまめに洗濯せず週にまとめて行う方や、1回の洗濯物量が多いご家庭だと注意が必要です。住み始めて洗濯モノを干すスペースが足りないということがないように、プランニングの際に設計士さんにご相談されることを推奨します。

こんな使い方も増えています!

最近では、ソトごはん好きな人も増えており、あえてバルコニー・ベランダを広めに計画し、ソトごはんも楽しむスペースとして活用されている方もいらっしゃいます。暮らしの楽しさも増えますね!

まとめ

●屋根の有無は、計画初期に決定すべし!
●屋根有り無しかで、建築コストも若干かわる。
●参考までに・・・平均するとベランダ(屋根付き)にする方が多い